ただのキラキラ王子様にも惚れた話
こんばんは、週替わりのJUMPカレンダーの伊野尾さんからの視線にうっとりしているきとうです。
昨日思いつきで書き始めたブログですが、せめて三日坊主くらいには出来るよう書いていきたいと思いますのでおつきあいください。
私は前記事で語った通り、2017年2月21日、本格的にHey!Say!JUMP伊野尾慧氏の沼に落ちました。なんなら、その日にファンクラブにも入会しました。(CDを買ったあと、なぜか郵便局に足が向かっていました。なんでだろう、怖い)
でもその時は、伊野尾さんに対する強い気持ち・強い愛で勝手に体が動いていたので、私はまだセーフだったんです(?)
決してジャニオタの沼に落ちたわけじゃないと!伊野尾慧というその人に惚れただけなのだと!伊野尾さんに、幾つの悲しみも残らず捧げ合うのだと!今のこの気持ち本当だよね!と!!!思っていたんです!(小沢健二「強い気持ち・強い愛」を強引な形で引用してしまったことを深くお詫び申し上げます)
しかし、やはりHey!Say!JUMPの伊野尾慧に惚れ込んでしまっているので、どうしてもHey!Say!JUMPの動画を、エピソードを、写真を、調べてしまうことになるんです。
いや私!こんなキラキラした王子様キャラみたいなアイドルにはまるのか?アイドルに落ちたとは認めたけど、私は伊野尾慧に落ちただけなんだ。
そう信じていたんですけどね…
ほら、あっという間の夜明けだよね…
私は認めます。Hey!Say!JUMPが好き。じゃんぷ可愛い。愛しい。9人まとめて大好き。
※度々、強い気持ち・強い愛の歌詞を引用させていただいていることをお詫び申し上げます。気持ちを落ち着かせるために一度小沢健二を挟みます。
小沢さんの可愛さと美しすぎる歌詞にうっとりしたところで、今日はなんで私が伊野尾担でありながらもJUMP箱推しになったのか書き留めておこうと思います。
まず、ジャニーズには「シンメ」や「コンビ」というくくりで、一対一の関係性を愛でる文化があるんですよね。私も勉強中なので間違った解釈があれば訂正していただきたいんですが、とくに仲が良いメンバーや、歌割りやダンスのポジションがシンメトリーになっている二人組に対して強く愛でる文化があるんですよ。
昨日触れた通り、もともとお笑い芸人が好きだったこともあって、コンビ愛とか、大好物なんですよ。(実際、チュートリアルやロザンなど、コンビ愛エピソードが豊富なコンビが好きです。今も好きです。)
きになるのは伊野尾さんのシンメは誰なの?って話です。もちろんすぐ調べます。エピソードを広いインターネットの海に潜り探し集めました。
そこで、まず語られるのが「いのあり」です。
伊野尾さんと、主婦の味方・有岡大貴さんです。大ちゃん顔ちっさ。かわいい。
まずHey!Say!JUMP内には年上組のHey!Say!BESTと年下組Hey!Say!7という二つのユニットがありまして*1、お二人は年上組のBESTで、さらにJr.時代のユニットJ.J.Expressでも共に活動していたりと、長いご縁があるお二人。
そしてお正月休みにシンガポール旅行にいったり、ツアー中のオフに二人で宮島観光しちゃう普通の男友達感。
お仕事上でも、女性誌Withで二人で連載を持っていたりと、とにかくセット感が強い。
そんな知識仕入れたら、断然、有岡大貴という人が気になってくる。なぜなら伊野尾慧をもっと知る手がかりがかならずあるから。
どうしても、私は伊野尾さんが一番好きなのでそこだけは許してください。
もちろんレギュラー出演しているヒルナンデスも毎週録画しますし、有岡さんソロの雑誌もチェックしはじめます。
私はここで有岡大貴に落ちました。(簡単に落ちる)
少年感が残るちょっとアホな大ちゃんだけど、頭が切れてる伊野尾さんと一緒にいるときの二人の空気感がやっぱり良い。大ちゃんに無茶振りをしてみたり、番組中にひな壇の隣にいる大ちゃんにじりじり近寄る伊野尾さんと、それをにこにこ受け止めてたまにデレる大ちゃん…尊い。
そこからはもう、伊野尾さんにしたように、大ちゃんの魅力をもっと知りたい…の沼が広がっているんです。
広い宇宙がそこにはあるんです…大きく深い川を渡ってしまえば…もうそこにはキラキラした9人の王子様がいた、ということなんですね。
当たり前のように言ってしまいましたが、本当です信じてください。
大分端折ってしまいましたが、私はいのありに限らず「いのたか」(伊野尾慧・高木雄也)も大好きです。高木さんの横で、女の子みたいな顔をする伊野尾さんがとっても好きです。いっしょにラジオ・らじらーサタデーのパーソナリティーを務める八乙女光さんとの「いのひか」も最高だし、Ya-Ya-Yahからいっしょに頑張ってきた「やぶひか」(薮宏太・八乙女光)も…………これ以上はただBESTが可愛い話になるので控えます。
そして、コンビを追求していくとあることに気がつくんです。
じゃんぷ、みんな仲良しなの?可愛い。って……
ライブDVDをみていても、お互いをいじりあったり目があってはにこっと笑う瞬間ばかりが目につきます。なぜなら推しが世界で一番可愛いからです。私はすでに箱推しだからです。
私は前述の通りかなりひねくれているので、失礼を承知で申し上げますと、山田涼介くんみたいな王子様キャラの美少年に落ちるなんてことは無いと思っていたんです。
絶対アイドルなんて興味ないと思ってた私が、そのキラキラには耐えられないときはもちろんあります。あるんですけど。ごめんなさい。カラコンは、ちょっときつい。でも、絶叫マシンに乗って泣いてるやまちゃんはかわいいよ。
でも、Hey!Say!JUMPが9人で成り立っていて、その前提に1人対8人のそれぞれの信頼関係が構築された上で成り立っているのだと。長い階段をのぼり生きる日々が続くわけですが、冷たく強い風も笑いあえるんだと思うんです。(引用元はお察しください)
私はグループワークとか、人と何かをするのが苦手なタイプなので、尊敬しかありません。
私にとって年も近い彼らだから、ここまで感情移入できるのかもしれないな。友達でも家族でもないメンバーであるお互いのことをすごく大事に思っていると語っていた有岡さんのMyojo1万字インタビューに、私は有岡沼の深さを知りました。
じゃんぷ10周年おめでとう!!!!!!!
10周年っていうメモリアルな年に落ちてしまったのでもう、ここからは沼に引きずり込まれていくだけの1年になるでしょう。きっとこの先も。
…アイドル尊い。じゃんぷ、尊すぎる。
小沢健二が好きなのかじゃんぷが好きなのかわからなくなってきました。どっちも大好きです。
そういえばオザケンだって渋谷系の王子様ですもんね。私王子様イケたんだな。
どうしよう。ただじゃんぷが可愛い話になってしまった。面白いことかけなかったごめんなさい。
私にもアイドルに落ちるときが来た
私はアイドルとは無縁な人生を歩んできたと思っていたんです…伊野尾慧の沼にはまるまでは。
私のこれまでの趣味遍歴を思い返すと、
- 小学生〜中学生:お笑い芸人(吉本若手にハマり∞ホール始め劇場に通い詰めた)とjealkb(ロンブー淳くんを中心とした問題のバンド)
- 中学2年生〜:ロックバンド(フジファブリックをはじめポップなシンセサウンドが好き)
- 高校2年生〜:小沢健二(アートとか思想的なものにハマりだした結果)
というかんじで、着々とマセガキ人生を歩んできたわけです。
小学生のころにはまった吉本ですが、神保町花月という芝居小屋がオープンしたころでもあって(当時はピース又吉さん脚本のお芝居なんかもありました)、純粋なネタライブよりも芸人さんによる笑いありの本気舞台を観に行ってたり、もう完全にマセてます。今思うとそんな12歳いやだ。
世代的に嵐全盛期だったんですね。巨人軍の坂本選手が人気だった時代だったり、アイドル的存在はメディアに多々存在してました。
しかし私はマセていました。
周りの子と同じ趣味は持ちたくない。(本当にこんな子ども嫌だ)
同世代がRAD・BUMPを聞いているころ、フジファブリックを聴きながら「儚い…情景が思い浮かぶ詞の世界観…卓越したギターテクニック…かっこいい…と、大人びた自分に自惚れてました。なぜならマセていたから。
嵐や韓流アイドルが流行する高校時代、わたしはマセているので、アイドルは小沢健二。最近は彼のアクションも増えて若いファンも増えていると聞きますが、当時は長い旅から帰ってきたばかりで日本でのライブを再開したばかり。もちろん高校時代、周囲に小沢健二を知っている人はほとんどいません。
そんなマセたわたしが。一生ジャニーズには無縁だと思っていたわたしが。
アイドルから享受できるものって、キラキラした圧倒的なオーラだけでしょ…って思ってたから。マセた私は学べるものとか、知識とか、知らない世界とか、そういうアカデミックなものを求めていたので、アイドルじゃないな、とか偏見で思っていたんですね。
でもそんなことなかった。アイドルは生きる知恵をたくさん与えてくれたよ…過去の私…
そんな私をアイドルの沼に落とした犯人がこの人です。
Hey!Say!JUMPの伊野尾慧。
え?なに?天使なの?あざといとか知らない、かわいい好きです(即答)
ひょんなことから人生に絶望し、もう生きてるの辛いな私を救ってくれるものなんてなにもないな…と思っていたら、伊野尾さんに出会ってしまったのです。
これがすべてのはじまり。もう戻れない。アイドルってなに、存在が尊い。かわいい好き。
伊野尾さんのことは、TLで名前を見かけたことがあるくらいでほとんど知りませんでした。
Hey!Say!JUMPのことにはほとんど興味もなく、デビュー曲「Ultra Music Power」すらよく知らない。山田くんと知念くんは見たことある。あ、テレビで誰かがフジファブリックのこと話していたとTLでみたことある!程度の知識。*1(最後の知識に関しては、のちに有岡の大ちゃんが若者のすべて好きだなんて!好き!ってなるんですけど)
友人との会話に出てきて、どんな顔してたっけ?なんか可愛いって言われてる人だよね?って画像検索してしまったのが最後。動いてる伊野尾さんが見たい…声が聞きたい…若いころはどんな顔してたの?誰と仲いいの?ってもう知りたい欲がすごい。
それはもう、恋に落ちた音がしました。
好きになってからの2週間くらいは、もう恋に落ちてるので、楽しくて楽しくて、伊野尾さんの知らないところを知れるだけで跳ねる。知らない表情が見れるだけで幸せ。
「顔可愛いな」とか「動きがあざといな」とか、「なのにコメントのトゲがすごい!ただかわいいだけじゃないなんてずるい!」とか、それくらいだったらまだ引き返せたんです。
そんなときに小沢健二氏とHey!Say!JUMPの新譜が同日に発売するという私的ミラクルな2月21日、あくまでオザケンのCDを買いに渋谷に出かけたんですけど、みちゃったんですよね。アイドル雑誌を。2016年9月号の「H」を。
アイドルって雑誌の数すごいな〜でもこんなに集められるわけじゃないし、とぱらぱら立ち読みしていたところに、隅っこに残っていた昨年のH。表紙は伊野尾慧。
なんだこの透明感いい写真〜と中を読んでいくと
(大学進学や自身のアイドル活動について)
『楽しい、楽しい』ばっかりじゃなくて、楽しい思いをしてきている分だけ、つらいこととか嫌なこととかもあるけれど…でも、やっぱり楽しいことを覚えていたいと思ってるし。それって、自分の気の持ちようだと思うんですよね。
と語っているところに目がいって。
そのとき、忙しさに心が疲弊して何もかも嫌になってしまっていたのですが、単純に人生の先輩としてそうやってアイドル活動にとどまらずに大学進学も、私生活も、楽しいことに貪欲な姿にかなり救われました。
アイドルってモテたいからやってるわけじゃないんだな、みたいな、今思えば失礼すぎる思い込みがすべてなくなった。
いろんなインタビューを読んだりしていると、9人いるHey!Say!JUMPのなかで目立つ機会が少なかったり、大学との両立だったり、かなりいろんな苦労や辛い思いをしていたことが分かっていきました。
そんな彼が、楽しいことだけやりたいなぁって語るのは決して無責任ではなくて、その精神性を貫くこともアイドルとしての姿勢なんだなと、伊野尾さんの発言に説得力が増しました。
かっこよくて可愛い男の子がキラキラしてる姿だけがアイドルだけじゃないんだ。って、伊野尾さんを見ていて初めて気づきました。とくに、中高生のファンが多いJUMPだから、ファンはかなり精神性とか生き方にも影響を受けると思うんですが、伊野尾さんに限らず健気に真面目に楽しく仕事をする彼らの姿って、ああ自分ってこうやって生きていていいのかな、って思わせてくれるんだなと。
私の人生にたりなかったの、それ!その前向きな生きる光!それ!って感じがすごかった。ひねくれた人生だけど、ひねくれたアイドルにハマるのも悪くないな、と思いました。
え?伊野尾さんひねくれてるよね?ジャニーズとして王道を行かない伊野尾さんが、好き。
(結論)
アイドル、その人自身を好きになってもらう特殊な職業だからこそ、生きる光なのである。
伊野尾はかわいい。
ここには50年分の思いがつまってるんですね。
以上です。ありがとうございました。